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日記*20110405*大地震から26日目


*2011/04/05(火)    快晴

(11:00)

今日も快晴。

国立の大学通りのサクラも昨日は3分咲きくらい。
今日の暖かさでさらに開きそう。
今週末が満開の見頃になりそう。

宮城の塩釜で被災したsilkroadさんに昨夜メール。昨日からお仕事再開。止まっていたガスも復旧し、お料理ができるようになったと喜んでました。家のライフラインもすべて復旧し、今日からは仙台への電車も復旧とのこと。また、東京のヨン友たちと再会できる日を楽しみにしていますとのこと...^^*

こちらは...といえば、原発事故の収束はいっこうに見通したたず、ニュースを見ながら呆然とする日々....^^;

高濃度放射線汚染水の海への漏水が止まらず、苦肉の策で低濃度汚染水1万1500トンを、昨夜7時から海に放出。昨日すでに茨城県北茨城市の平潟漁協が検査用に採取したコウナゴから、1キロ当たり4080ベクレルの放射性ヨウ素が検出されている。東京の放射線値はここ数日低下傾向にあるが、いったいいつまで放射線の垂れ流し状態が続くのかと思うと、なんだか絶望的な気分になる。フランスの援助隊でも無理なのか、政府はロシア政府にも支援要請のニュース....。




今日の原発ニュース↓



*ニコニコ動画☆ライブ(終了)
2011/04/05(火) 開場11:10 開演 11:10 番組ID:lv45569581
経済産業省 原子力安全・保安​院 記者会見



2011/04/05(火) 開場12:18 開演 12:30 番組ID:lv45546151
東京電力本店から『原発』に関​する記者会見



*時事通信  (2011/04/04-22:49) 
汚染水処理施設の提供検討=福島第1原発に-ロシア

 【モスクワ時事】ロシア国営原子力企業ロスアトムのノビコフ広報局長は4日、放射能汚染水の処理能力を持つ浮体構造施設を福島第1原発に送ることを検討していると述べた。日本側が要請してきたという。タス通信が伝えた。
 この施設は、ロシア極東の退役原潜解体支援事業の一環として、1990年代末に日本の援助で建造された液体放射性廃棄物処理施設「スズラン」。放射能を含んだ液体を化学処理し、セメントで固形化する。自力航行能力のない浮体構造施設で、船でえい航する。ロシア側によると、処理能力は1日70トン。
 ノビコフ局長は、日本側との調整がうまくいけば「極めて短期間での輸送が可能だ」と述べた。
 同局長はまた、ロスアトムが福島原発で事故処理に当たる作業員用に400個の放射線量計とマスク5000個を同日、航空機で日本に送ったことを明らかにした。


*日経新聞   2011/4/4 19:39 (2011/4/4 21:33更新)
低濃度汚染水、海への放出開始 福島第1原発で東電
1万トン、午後7時に作業開始 5・6号機の水は9時から


 東京電力は4日、福島第1原子力発電所の集中廃棄物処理施設に保管している水など計約1万1500トンについて、同日夜から排水を始めた。この水には低濃度の放射性物質が含まれているが、2号機にたまっている高濃度の汚染水を処理するために必要な措置と判断したという。

 集中廃棄物処理施設の汚染水は、4日午後7時過ぎから10台の仮設ポンプを使って海への放出を始めた。ポンプの処理能力から計算すると、1万トンを放出するのに50時間かかるという。このほか5、6号機の地下にたまっている低濃度の汚染水約1500トンは、同午後9時から、立て坑ごとに設置された既設のポンプを使って排出作業を始めた。


*毎日新聞   2011年4月5日 11時32分
<福島第1原発>高レベル汚染水、施設内に6万トン


 福島第1原発の施設内にある、高レベルの放射性汚染水の分量が、約6万トンにのぼることが5日分かった。海江田万里経済産業相が同日の会見で明らかにした。

 高レベルの汚染水は1〜3号機のタービン建屋とその周辺に各2万トンあるとみられる。

 大量の汚染水の保管場所を確保するため、東京電力は4日夜から、集中環境施設内などにある低レベルの汚染水計1万1500トンを直接海に放出している。5日午前6時までに、集中環境施設から2200トン、5、6号機から30トンを放出した。

 ◇放出を謝罪 経産相

 海への放出について同相は「私どもとすれば、やむをえない措置だったとおわびする。汚染水の放出は今回を最後にしたい」と述べた。【平野光芳】



*日経新聞    2011/4/5 13:12
原発付近の海水 限度の750万倍の高濃度放射性物質


 東京電力は5日、福島第1原子力発電所から海へ流れ出している高濃度の放射性物質を含む汚染水の影響について、2号機の取水口付近の海水から、法令の濃度限度の約750万倍にあたる放射性物質のヨウ素131が検出されたと発表した。

 東電が2日午前11時50分に採取した海水を分析したところ、一立方センチあたり30万ベクレルのヨウ素131が確認された。他の放射性物質はセシウム134が同12万ベクレル(濃度限度の200万倍)、セシウム137が同12万ベクレル(同130万倍)だった。

 海水は3日と4日にも採取し分析。ヨウ素131の濃度は3日が7万9千ベクレル(200万倍)にいったん下がったものの、4日には20万ベクレル(500万倍)に再び上昇した。

 東電は5日、汚染水の流出を止めるための作業を継続するとともに、海中に流れ込んだ放射性物質の拡散を防ぐ「シルトフェンス」と呼ぶカーテン状のフェンスを設ける準備も進めている。「資材調達中で、できれば今週末にもフェンス設置に取りかかりたい」(東電広報)という。


*聯合ニュース  2011/04/05 10:09 KST
日本の放射能汚染水放出、韓国政府が懸念表明


【ソウル5日聯合ニュース】日本が放射性物質を含む水約1万1500トンを海に放出し始めたことを受け、韓国政府が懸念を伝えたことが5日までに分かった。

 外交通商部によると、在日韓国大使館は4日午後9時ごろ、日本の外務省に「放射性物質の濃度が法定基準の100倍に達する汚染水を海に放出する行為は国際法的問題をもたらす可能性がある」との立場を伝え、外務省レベルの対策を問い合わせた。

 これに対し、日本の外務省側は「汚染水は5日間、少しずつ放出する予定で、周辺水域の放射性物質汚染度を測定しながら作業を進める」と説明。検出量が基準値を超える場合は、汚染水放出を再検討する予定で、国際法違反も確認すると答えた。

 東京電力は4日午後7時ごろ、福島第1原子力発電所の施設内にたまった、低レベルの放射性汚染水1万トンと、5、6号機の地下水保管施設にある低濃度汚染水1500トンを海に放出し始めた。

 汚染水に含まれたヨウ素131の濃度は法定基準の約100倍に達するが、東京電力は原発周辺の魚類や海藻などを毎日食べ続けたとしても、成人の実効線量は年間約0.6ミリシーベルトにとどまり、年間放射線量基準値の1.0ミリシーベルトを下回るため、問題はないとしている。

csi@yna.co.kr


*NHKニュース   4月5日 18時24分  
汚染水流出防ぐ特殊薬剤注入

東京電力福島第一原子力発電所2号機に設けられた「ピット」という施設で続く汚染された水の海への流出を止めるため、東京電力は、5日午後3時ごろから「水ガラス」と呼ばれる特殊な薬剤を注入する作業を行いました。
福島第一原発2号機のピットと呼ばれる施設から、海に向けての高濃度の放射性物質を含んだ水の流出は、見つかって3日がたっても止まっていません。東京電力は、これまでにコンクリートを流し込んだり、ピットにつながる配管に水を含むと膨張する「吸水性ポリマー」を投入したりしましたが、目立った効果は上がりませんでした。このため、東京電力は、汚染された水が配管の亀裂などから下にある石を詰めた層にしみ出し、それがピットを通じて海に流れ出しているとみて、新たに穴を掘って石を詰めた層に白い粉末を流したところ、ピットから白い水が流れ出し、流出経路の可能性が高まったということです。これを受けて東京電力は、5日午後3時から「水ガラス」と呼ばれる特殊な薬剤を石を詰めた層に流し込み、水の通り道を塞ぐ作業を始めました。また、東京電力は、海に流れ出た水が周辺に拡散するのを防ぐため、防波堤の崩れた部分に止水板を設置することを検討しているほか、ピットからの水が流れ込んでいる2号機の取水口付近など海の中の合わせて3か所に「シルトフェンス」と呼ばれるカーテン状の覆いを設置することを計画しています。一方、原発のタービン建屋では、汚染された水を取り除くための作業も続けられています。取り除いた水をためる復水器を空にする作業は、1号機、2号機に加えて、3号機でも5日中に始まる予定で、いずれも復水器が空になりしだい、作業の妨げとなっている高濃度の放射性物質に汚染された水を排水する計画です。


*共同通信   2011/04/05 18:18
欧州、放射性物質の拡散予測 気象当局、福島原発事故で


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 ドイツ気象庁による福島第1原発から放出された放射性物質の拡散予測(日本時間4日午後9時が起点、写真は日本時間7日午後9時時点)。色が濃いほど濃度が高い傾向としている(ドイツ気象庁のホームページより)


 【ベルリン共同】ドイツや英国、フランス、オーストリアなどの気象当局や原子力当局が、福島第1原発から放出された放射性物質の拡散状況を独自に予測、ホームページ上で公開し、注目を集めている。

 こうした予測の背景には、1986年に起きた旧ソ連のチェルノブイリ原発事故で放射性物質が欧州に飛来し、飲料水や野菜などが汚染されたことがある。

 国際原子力機関(IAEA)からの要請を受け、日本の気象庁も放射性物質の拡散予測を行っているが「仮定の数値のため、予測精度が低い」として非公表にしてきたのとは対照的。インターネット上では「日本政府は頼りにできない。貴重な情報源だ」などと評価する声が多い。

 ドイツ気象庁は、時間の経過とともに放射性物質が拡散する範囲などを予測、日本を中心とした東アジアの地図上で色分けして示している。国際機関から入手したデータなどを基にしている。

 ただ、予測結果は「実際に放射性物質が放出される濃度を示すものではない」と強調。ある一定の気象条件下で「放射性物質が拡散し、薄まるイメージを示したもの」と指摘している。

 ノルウェーやフィンランドでも拡散予測が行われ、公開されている。


*産経ニュース   2011.4.5 19:12
汚染水流出、土壌凝固剤注入でやや減る 福島第1原発


 福島第1原発事故で、東京電力は5日、2号機の作業用の立て坑「ピット」から海への汚染水流出を止める作業や1~3号機タービン建屋地下の汚染水を排出・回収する作業を続けた。汚染水がピット下部の石を敷き詰めた層から漏れ出しているため、土壌を固める薬剤を注入し、その後、流量がやや減っていることが確認された。

 2日に見つかった海への流出は、コンクリートや吸水性の高い樹脂「吸水ポリマー」を投入した後も止まらなかった。東電は、上流で色のついた水を流したが、流出地点では確認できず、この後、砕石層に染み込んだ後に流出していることが判明。ピット周辺に斜めに穴を掘り、石の隙間をふさぐ薬剤約1500リットルを注入した。東電はさらに作業を進め、合計1万2千リットルを注入する。

 また海洋汚染の拡大を防ぐため、放水口など3カ所に「フェルトフェンス」と呼ばれるポリエステル繊維を海底までカーテンのようにつるすほか、亀裂が見つかった堤防付近で海底までの鉄板を設置する準備も進めた。

 東電は、高濃度汚染水の貯水場所を確保するため、4日に始めた低濃度の汚染水約1万1500トンの海への放出を5日も継続。放出には5日間程度かかる見通しだ。



*読売新聞   2011年4月5日14時39分
汚染水拡散「最初は南北沿岸」…仏が予測


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 福島第一原子力発電所から、高濃度の放射性物質を含む水が海に流れ出している問題で、放射性物質の拡散は方向によって大きな差があり、最初は沿岸を南北に広がり、東西にはすぐに広がらないことが、仏国立科学研究センターなどの計算でわかった。

 政府は「放射性物質は拡散して薄まる」と強調しているが、海域ごとに注意深く監視していく必要がありそうだ。

 仏グループは国際原子力機関(IAEA)の要請を受け、福島県沖の海底地形や潮流、水温、塩分濃度をもとに拡散を予測。公表された動画では、同原発から海に出た放射性物質が沿岸に沿って南北に広がった後、北側の仙台湾から東西に拡散していく様子がわかる。
by norikoiida | 2011-04-05 11:07 | 日記
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