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日記*20110404*大地震から25日目

*2011/04/04(月)   快晴


(12:40)

今日も計画停電は中止。
昼の東電記者会見では、明日も計画停電は中止だとか。

昨日は肌寒い1日で、一歩も外に出ないで家で過ごした。
今朝、燃えるゴミを捨てに行ったとき、ポストを見たら、国立市報と計画停電予定表が入っていた。5つのグループがさらに5つに分かれ、全部で25のグループになった。
なんと、国立市内は第2グループD、第3グループB、第4グループCの3つに分かれていた...@@;
わたしのところは、第3グループB。
群馬の実家は第3グループAだった。今まで、同じ第3グループだったので、同じ時間に停電で、母にも電話で教えてあげられやすかったけど、今度は時間も違ってくるんだろうか....!?

夏の計画停電に備え、母のための暑さ対策もぼちぼちはじめている。
先日は、ドラッグストアでアイスノンを2つ買った。棚にあった最後の2つだった。



朝、TVをつけたらなんと、羽鳥さんがテレ朝に出ていた...@@;
そういえば、日テレのズームインはなくなるっていってたっけ!
TVも新年度の番組改編なのだった。
4月になり新年度が始まって、サクラも咲き始めた。普段だったら、春の到来を浮き浮き気分で過ごしているのに、今はまったくそんな気分になれない....^^;
ああ、そういえば震災前には、4月からラジオのハングル講座を聞きはじめようと張り切っていたのだった! ブログを書いていて思い出した。震災でテキストを買うのもすっかり忘れてしまった。午後は2時30分からの放送だというので、これから、本屋に行って、テキストでも買ってこよう...。


(15:00)

今日の原発ニュース


*共同通信   2011/04/04 02:02
原子炉建屋を特殊シートで遮蔽 政府、福島原発事故で

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  政府は東京電力福島第1原発100+ 件事故で、原子炉建屋を特殊シートで遮蔽する工事を行う方針を固め、東電に可否を検討するよう指示した。複数の政府関係者が3日、明らかにした。議論の過程で原子力専門家は「放射性物質の拡散を抑える効果は限定的で、リスクの方が大きい」と反対したが、政治判断で押し切った。措置の是非をめぐり議論を呼びそうだ。

 関係者によると、特殊シートの使用は、細野豪志首相補佐官の下に設けられた原発100+ 件対策チームのうち、馬淵澄夫首相補佐官らが率いるチームで議論。

 高さ約45メートルの建屋の周りに骨組みを建ててシートを張り巡らせ、内部に観測機器を設置する構想で、ゼネコンが提案したという。1~4号機すべてで実行した場合、1~2カ月の工期で費用は約800億円と見積もられている。

 原子炉や使用済み核燃料プールの温度が安定していない建屋を遮蔽すれば、新たな放射性物質の拡散を抑える効果が期待できる。ただ専門家によると、建屋内から出ている放射性物質の量は、爆発で飛散したがれきに比べて少なく、「遮蔽は急務でない」という。逆にシートで密閉すれば内部の放射線量が上昇して作業が困難になる上、内圧が上昇して再爆発を起こす危険性も指摘されている。

 専門家の間では否定的な見解が多かったが、政府側が東電への検討指示に踏み切ったという。政府関係者の一人は「原発の専門知識がないゼネコンの発案を、政治家と経営陣が採用した。無残な原発の姿を覆い隠して安心感を与えようという気休めだ」と批判している。


*共同通信   2011/04/04 13:18
汚染水拡散防止にフェンス 福島第1原発事故


 福島第1原発事故で高濃度の放射性物質の汚染水が海に流出している問題で、経済産業省原子力安全・保安院は4日、汚染水が広がるのを防ぐため、流出が判明している作業用の穴(ピット)付近の亀裂がある2号機取水口の前にフェンス設置を検討していることを明らかにした。

 保安院は、汚染水がほかの経路で流出している恐れもあるため、ピット周辺の地面に薬剤を注入して固めるなど、水を通りにくくする対策の検討も開始。入浴剤で水に色をつける手法で流出経路調査なども進めたが、放射性物質を含む水が大量に流れ出る状況を前に、手探りの対策が続いている。

 枝野幸男官房長官は記者会見で「汚染水が海に流れ続けている状況はできるだけ早く止めなければならない」と述べた。

 海に設置するフェンスは「シルトフェンス」と呼ばれ、海面の浮きから下部に重りのついたカーテンを海底付近までつり下げる。汚染水が外側に流出しない効果が期待される。放水口付近で観測されている海水汚染とかかわっているとみられる4号機前の堤防が傷んでいる場所にも設置する方針。「一刻も早く実施したいが、数日はかかる」(保安院)としている。

 一方、東京電力は4日午前7時すぎ、2号機のピットにある汚染水の出元を調べるため、高濃度の汚染水があり、横穴を通じてピットにつながっているタービン建屋近くの立て坑に、乳白色の粉末の入浴剤約13キロを投入した。だが、午前11時になっても着色水は亀裂から出ておらず、東電は汚染水が別の経路で供給されている可能性もあるとみている。

 建屋内の汚染水の除去作業と併せ、原子炉内への注水も継続。冷却機能回復に向けた作業も引き続き進める。


*読売新聞   2011年4月4日
福島原発の放射性物質、拡散予測公表せず


政府、欧州気象機関は開示


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ドイツ気象局による福島第一原発から出た放射性物質の拡散分布予測(日本時間4月5日午後9時を想定)。原発からの放出量は不明とした上で、色が濃いほど、濃度が濃い傾向にあるとしている(ドイツ気象局のホームページより)



 東京電力福島第一原子力発電所の事故で、気象庁が同原発から出た放射性物質の拡散予測を連日行っているにもかかわらず、政府が公開していないことが4日、明らかになった。

 ドイツやノルウェーなど欧州の一部の国の気象機関は日本の気象庁などの観測データに基づいて独自に予測し、放射性物質が拡散する様子を連日、天気予報サイトで公開している。日本政府が公開しないことについて内外の専門家からは批判が上がっており、政府の原発事故に関する情報開示の在り方が改めて問われている。

 気象庁、連日IAEAに報告

 気象庁の予測は、国際原子力機関(IAEA)の要請に基づくもの。国境を越える放射性物質汚染が心配されるときに、各国の気象機関が協力して拡散予測を行う。

 同庁では、東日本大震災当日の3月11日から毎日1~2回、拡散予測を計算している。具体的には、IAEAから送られてきた放射性物質の放出開始時間や継続期間、どれくらいの高さまで上ったかを、風向きや天候など同庁の観測データを加えた上で、スーパーコンピューターに入力し、放射性物質の飛ぶ方向や広がりを予測している。

 しかし、同庁は予測結果をIAEAに報告するだけで、一般に公表していない。IAEAは、同様の依頼を行った中国やロシアの気象機関の観測データを加えて評価し、日本を含めた各国政府の原子力当局に通知している。通知の公表などは各国に委ねられているが、政府の原子力災害対策本部は1度も公表していない。

 気象庁は公表しない理由について、「日本には文部科学省の拡散予測システム『SPEEDI(スピーディ)』があり、政府は国の防災基本計画でSPEEDIを正式予測としている。気象庁が予測に使っているIAEAの基礎データも本当に現実に合っているのか分からない。政府が異なる二つの予測結果を公表すれば、社会的な混乱も生む」と説明する。

 しかし、そのSPEEDIですら、公開されたのは3月23日の1度だけ。原子力安全委員会は「まだ精度が低く公開できない」(代谷誠治委員)と拒否している。これに対し、田中俊一・元原子力委員会委員長代理は、「住民が不安に思っているのは、放射性物質の動向や、被曝
ひばく
量、農業などへの影響が読めないこと。政府は一刻も早く情報を公開すべきだ」と指摘している。

 原発の構造に詳しい米物理学者のエドウィン・ライマン氏も、「日本はどんな結果が起こりうるかについて正直さが足りない。結果として国民に混乱を招くことになっている」と、情報開示の不足を批判している。


*日テレ  2011年4月3日 19:40
原発はいらない…東電本店前などで抗議デモ

 福島第一原子力発電所の事故を受け、都内で3日、原発政策の見直しなどを求める抗議デモが行われ、約300人が集まった。

 「もう原発はいらない!」-東京・千代田区の「東京電力」本店前には3日午後、市民団体や呼びかけを聞いた人たちが集まり、約1時間、抗議デモを行った。参加者らは「福島第一原発の事故について東京電力と政府は責任を認め、原発政策を見直すべきだ」と訴えた。

 主催者側によると、3日は約300人が集まり、原子力安全・保安院のある経産省前でも抗議活動を行った。


*時事通信  (2011/04/04-15:13)
電源用トンネルに損傷か=堤防に亀裂も-福島第1原発・東電

 福島第1原発事故で、2号機取水口付近のコンクリート製立て坑「ピット」から流出が続く高濃度の放射能汚染水について、東京電力は4日、水が通る電源ケーブル用トンネルに何らかの損傷があり、そこから漏れた水が管路下の石層に伝わって流出につながった可能性があることを明らかにした。同社は、トンネルの状況などをさらに詳しく調べ、流出経路の特定を進める。
 また、経済産業省原子力安全・保安院によると、第1原発の取水路と海側を隔てる堤防に亀裂があることも判明。亀裂から汚染水が漏れている可能性もあるといい、東電は亀裂付近と2号機取水口の2カ所でカーテン状の「シルトフェンス」を張り巡らし、汚染水の拡散を防ぐ方向で準備を進めている。
 東電は当初、問題の汚染水は電源ケーブル用トンネルから管路を経てピットに流れたとみて調査。裏付けのため4日朝、乳白色粉末をトンネルにつながる立て坑から入れ、経路を確認しようとしたが、色付きの汚染水は4時間後も流れ出なかった。
 一方、管路の下には、石を砕いて固めた厚さ約20センチの石層が存在。東電は、トンネルに損傷が生じて汚染水が漏れ、この石層を通じて海へ流出した可能性もあるとみて調べている。石層と流出口はほぼ同じ高度にある。
 東電は3日、汚染水流出を食い止めるため、トンネルと管路の境界に吸水ポリマーなどを投入。汚染水流出がトンネルから管路経由とすれば一定の効果が見込めたが、流出量の変化はみられなかった。この結果も、汚染水が石層から流出している可能性を示すという。


*読売新聞   2011年4月4日12時46分
第一30キロ地点で年間許容量10倍の放射線

 文部科学省は4日、福島第一原発から北西約30キロの1地点(福島県浪江町)で、先月23日から11日間の放射線量の積算が1万マイクロ・シーベルト(10ミリ・シーベルト)を超え、1万340マイクロ・シーベルトになったと発表した。

 仮にこの地点に11日間、立ち続けていた場合、年間に自然界や医療行為以外で人が浴びてよいとされる許容量1ミリ・シーベルトの約10倍を浴びることになる計算。一般に健康に影響が出るのは100ミリ・シーベルト以上とされる。

 同省では先月23日以降、同原発から20~60キロ離れた地点で放射線量の積算値を計測しており、このほか同原発から約30キロ離れた4か所で11日間の積算が6110~2110マイクロ・シーベルトになった。原子力安全委員会のまとめでは、各地点で観測する1時間あたりの放射線量自体は減少傾向にある。


*ニコニコ動画☆ライブ
2011/04/04(月) 開場15:53 開演 15:55 番組ID:lv45498198
東京電力本店から『低レベルの​滞留水などの海洋放出』に関す​る記者会見




*ニコニコ動画☆ライブ 
2011/04/04(月) 開場16:00 開演 16:00 番組ID:lv45504977
【4月4日16時】枝野官房長​官記者会見 生中継



*中日新聞  2011年4月4日 16時14分
飯館村に屋内退避を提言 京大助教ら、現地で放射線量調査


 福島第1原発事故で、屋内退避地域外にありながら高レベルの放射性物質が検出されている福島県飯館村で、支援にあたる糸長浩司日本大教授らが、子どもや妊婦を汚染の低い地域のコンクリート家屋に避難させることや、道路や建物を除染することなどを村に提言した。
 京都大の今中哲二助教や広島大の遠藤暁准教授ら研究チームが3月28、29の両日、現地で放射線量を調べたところ、大気中で1時間当たり30マイクロシーベルトの高い値を示す地点があった。村は原発から30~50キロ離れている。
 調査では村南部の比曽川沿いで毎時10マイクロシーベルトを超える放射線量が観測され、最も高い地点では道路上で毎時24マイクロシーベルト、隣接する牧草地で毎時30マイクロシーベルト。この地点で1カ月間屋外にいた村民は、避難すべきだとされる計50ミリシーベルトの外部被ばくを受ける計算になる。
 周辺で採取した土壌からは、放射性のヨウ素やセシウムを検出。セシウム137は1平方メートルあたり218万8000ベクレルという高濃度だった。放射線量は、木造家屋の中では40%、車内で80%、コンクリートの建物の中では10%にまで遮蔽(しゃへい)されることも分かった。
 今中助教は「毎時10マイクロシーベルト以上の地点で生活している人もおり、驚いた。被災者への対策に役立ててもらいたい」と話した。
 飯館村では、国際原子力機関(IAEA)が1日、日本側が土壌から検出した放射性物質の数値を独自に分析し、政府に「平均値は避難基準を下回ったが、状況を注視してほしい」と伝えていた。
(中日新聞)


*日経新聞   2011/4/4 16:31
低濃度の汚染水、海に放出へ 福島第1で1万トン超
東電発表 放射性ヨウ素、法定濃度の約100倍


 東京電力は4日、福島第1原子力発電所の集中廃棄物処理施設に保管している水など計約1万1500トンを近く海に放出すると発表した。この水には低濃度の放射性物質が含まれているが、東電は2号機にたまっている高濃度汚染水を同施設に移す計画を立てており、高濃度汚染水の移設に必要な容量を確保するためにはやむを得ないと判断した。

 集中廃棄物処理施設の約1万トンのほか、5、6号機の地下にたまっている汚染水約1500トンについても、一部が建屋内部に浸入し始めたため放出する。

 放出する水のうち、集中廃棄物処理施設の水の放射性物質濃度は、放射性ヨウ素が1立方センチメートル当たり毎時6.3ベクレルで、法定濃度の約100倍。

 東電は、この水を放出した海で取れる魚や海藻を1年間毎日食べたとしても、成人が取り込む放射線量は約0.6ミリシーベルトで、自然界から受ける年間線量(2.4ミリシーベルト)の4分の1程度と説明している。


*日経新聞   2011/4/4 16:43
農畜産物の出荷制限「規制値は変更せず」 官房長官
管理、都道府県単位から市町村に


 枝野幸男官房長官は4日午後の記者会見で、出荷制限や摂取制限に使用している農畜産物の放射性物質の暫定規制値について「変更することなく用いることを決めた」と発表した。基準緩和を求める声もあったが、ルールとして厳格に適用し、食品全体の信頼を確保することが重要と判断したとみられる。

 政府は一方で、3週連続で規制値を下回った品目は制限を解除する方針も決定。都道府県単位の出荷規制を市町村レベルなどに細分化することも決めた。厳正な出荷管理を前提に、より狭い範囲での解除を可能にする。

 官房長官は会見で「よりきめの細かい規制や解除を行うことで、指定を受けていない食品は安全であると消費者に感じていただき、風評被害をなくしていくことが重要だ」と述べた。〔日経QUICKニュース〕


*ニコニコ動画☆ライブ
2011/04/04(月) 開場18:23 開演 18:30 番組ID:lv45521842
東京電力 記者会見




*日経 BP net 2011/04/04
炉心溶融してしまった福島原発の現状と今後

by norikoiida | 2011-04-04 13:00 | 日記
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