*毎日新聞 2010/01/07
岩山漆芸美術館問題:再開、じっくりと検討--谷藤・盛岡市長 /岩手
盛岡市の谷藤裕明市長は、今後の運営方針が未定の岩山漆芸美術館(同市加賀野、全龍福(チョンヨンボク)館長)について、「次のオープンは、じっくり腰を据えて幅広く声を聞いた上でスタートしてもいい」と述べた。5日の記者会見で答えた。
さらに、全館長から再開を希望されても、「全館長が引き続きマネジメントを行う現体制での再開館は難しい」とも述べた。
また、漆工事の代金返還を巡る、仙台市内のビル賃貸業の男性(67)と全館長の訴訟は、第1回口頭弁論が18日、盛岡地裁で開かれることが決まった。【狩野智彦】