朝鮮日報1/5☆日本に竜馬ブーム、大河ドラマが火付け役



*朝鮮日報  2010/01/05 11:58:19
日本に竜馬ブーム、大河ドラマが火付け役


 「土佐もいつの日か変わるかもしれん。下士も上士ものうなるがじゃ」
 下級武士の息子として生まれ、差別に苦しんできた坂本竜馬(福山雅治)が、後に三菱財閥の礎を築いた友人、岩崎弥太郎(香川照之)に向かってそう叫んだ。3日にスタートしたNHKの大河ドラマ『龍馬伝』の一シーンだ。朝日新聞は「変化を求める情熱は幕末のオバマのようだった」との評論家のコメントを紹介した。初回の視聴率は23.3%で、日本のドラマ視聴率としては非常に高かった。

 坂本竜馬は日本を明治維新へと導き、世界の強国へと押し上げた英雄だ。古代から現代に至るまでで日本人が最も尊敬する人物の一人だ。高度成長期の1960年代に作家司馬遼太郎の小説『竜馬がゆく』が大ヒットしたことをきっかけに、竜馬は「成長」と「夢」を象徴する人物に数えられるようになった。そんな竜馬が再びブームを巻き起こしている。

 東京・丸の内の丸ビルでは2日から『龍馬と土佐の志士たち』と題した企画展が開かれ、4日には数百人が訪れた。来場者の半分は女性だった。過去の竜馬ファンは、小説『竜馬がゆく』に魅了された男性がほとんどだった。それもサラリーマンとして日本の全盛期を支えた60代の人たちだ。しかし、最近は「歴女(れきじょ)」と呼ばれる歴史ファンが新たにファン層に加わった。会場を訪れた女性は「これからは竜女(りょうじょ)と呼んでね」とほほ笑んだ。

 3日付毎日新聞によると、鹿児島県の霧島神宮には竜馬目当ての参拝客が押し寄せているという。霧島神宮は竜馬が新婚旅行で立ち寄った場所だ。また、日本経済新聞は「竜馬ビジネス」が好調だと報じた。竜馬の故郷だけで竜馬の写真を商品に使用するためのライセンス申請が昨年12月に300件を超え、高知、長崎、京都と竜馬の足跡をたどる「竜馬の道」という旅行商品も人気を集めているという。

 日本の竜馬ブームは今回が3回目だ。高度成長期の60年代と日本経済が全盛期を迎えた80年代に小説出版やドラマ放送をきっかけとしてブームが生まれた。しかし、今回は日本経済が低成長とデフレに苦しむ最悪の状況でのブーム到来で、以前とは状況が異なる。

 NHK『龍馬伝』の鈴木圭チーフプロデューサーは「疎外と格差の問題で発言権が弱まりつつある青年に『自分も時代を動かせる』というメッセージを伝えたい」と語った。

東京=鮮于鉦(ソンウ・ジョン)特派員

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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by norikoiida | 2010-01-06 09:09 | その他
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