「もうひとりのヨン様」の韓国ドラマ講座⑦障害者映画



昨日(12/13)は、銀座の恵泉文化センターでひさびさの韓国ドラマ講座でした。
「もうひとりのヨン様」ことイ・ヨンチェ先生の講義は、韓国ドラマや映画の社会&文化背景まで鋭くわかりやすく分析してくれるので、いつも目から鱗状態です!
「もうひとりのヨン様」は、わからないことを聞けばなんでも答えてくれる「生き字引」のような先生なのです〜^_^*


前回(11/29)の講座⑥は、ペ・ヨンジュンの「愛の群像」2回目でしたが、わたしは韓流エキスポでチェジュに行っていたためお休みでした。残念です!
8回の講座のうち4回はヨンジュンのドラマで、「初恋」と「愛の群像」を2回ずつでした。まだ、そのレポートも書いていませんが、そのうちになんとか....がんばりたい〜です^^;;@



そして、昨日は障害者映画。
「発展、暴力が差別・排除してきた人々ー映画から見る障害者の描かれ方」というテーマでのお話でした。

話題となった映画のタイトルは、「地球を守れ」「リベラメ」「大統領の理髪師」「グエムル」「オアシス」「マラソン」「外出または脱出」など。わたしは「グエムル」と「オアシス」しか観ていなかったので、遅まきながらいろいろ観てみたいと思いました。



韓国では長い間、映画の中で障害者問題を扱うことはタブーだったといいます。
独裁政権時代、1981年に全大統領はホームレスと障害者をソウルから排除するという政策をとったそうです。オリンピックを前に、ソウルをきれいな都市にするという目的だったとか。
そんな歴史のタブーを破ったのが、「オアシス」(2002年)と「マラソン」(2005年)で、映像を見ながら解説してもらいました。

以前、「オアシス」を観たときは、障害者の女性役を演じたムン・ソリの演技に圧倒され、すごいなあ〜とただ驚くばかり....今回、先生の解説を聞いて、一度観ただけでは、見落としていた部分がたくさんあったんだなあと気付き、また、観てみたくなりました。ソル・ギョングが最後に街路樹を切るシーンの意味など、ぜんぜんわかっていなかったわたしです!

「マラソン」はあんなに話題になっていたのに、見逃した作品です。
自閉症のチョ・ヒョンジン君の実話を映画化したもので、チェ・スンウが熱演しています。韓国では500万人が観たそうです。「わたしの息子の足は100万ドル」「からだはサイコー」というセリフも、実話だそうです。付録のDVDの中に、ヒョンジン君とお母さんが出てくるのですが、その中でお母さんが「自閉症を世間に知らせるのが役目」といっていたのが印象的でした。

映画ではありませんが、先日、KNTVで放映されたドキュメンタリー「四本指のピアニスト」を観て感動したばかりで、障害のある子供を女手ひとつでピアニストやマラソンランナーに育てた2人の母親の姿がだぶって見えました。韓国社会での障害者の置かれてきた話を聞いたあとだったので、その苦労を思うと、さらに胸に迫るものがありました。



最近は、障害者が自らの置かれた立場を映像化しているとのこと。
「外出または脱出」(キム・ジュヨン)はそんな映画で、障害者映画祭で受賞したそうです。

最後に興味深かったのが、韓国には「市民チャンネル」というのがあって、障害者自身が自分たちのニュース番組を作って放送していて、それをネットで見られるということでした。



お台場☆自由の女神
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by norikoiida | 2006-12-14 18:56 | 日記
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