*2011/06/13(月) くもり
昼過ぎに、群馬から東京に戻りました。 今日は朝から、カロリー30%減を意識して食べ始めました! というのも昨夜、NHKスペシャル「あなたの寿命は延ばせる~発見!長寿遺伝子~」という番組を、偶然にも見てしまったからでした....^^* 母が大好きな歌番組(BS-NHK)を一緒に見た後、NHK総合にチャンネルを回したらやっていて、母と「へ〜! ほ〜! わ〜!....@@」と目から鱗のびっくりドキュメンタリーでした! HPの説明では「老化を遅らせ、寿命を延ばす遺伝子が見つかった。それは、特別な人でなくても誰もが持っている。だが、普通に生活していたのでは眠っていて働かない。働かせるには“ちょっとした生活改善”が必要だった。さらには遺伝子の機能を高める“長寿薬”も開発途上にある。うまく働かせられれば、人間の平均寿命は100歳を超えるという。案内役は、萩本欽一さん。寿命はどこまで延びるのか? 最新科学の成果をわかりやすく紹介する。」というもの。 録画できなかったので、メモを片手にしっかり見ました〜! その老化を遅らせ、寿命を延ばす遺伝子の名は「サーチュイン」といい、100種類の老化の現象を押さえる働きがあるそうです。 ほとんどの生物が持っている遺伝子で、「飢餓」のときに生物が生き延びるために不可欠な遺伝子だとか。 どんな人も持っているが、この遺伝子のスイッチがonになるのは、カロリー30%減の食事でカロリー制限したときだそうです。 番組の中でも4人の男性が挑戦してましたが、4人とも3~7週間のカロリー制限で、この「サーチュイン」遺伝子が働き出しました。 サーチュインの働きで、糖尿病などの成人病も治せるとのこと。 赤ブドウの皮に微量に含まれる「レスベラトロール」は、サーチュインの酵素を何回も働かせる効果があるとか....。 米国では多くの人が「レスベラトロール」のサプリメントで、カロリー制限なしで老化を遅らせようとしているとか....@@; サプリメントはともかく「栄養バランスをしっかり考えた上で、カロリー30%減に挑戦してみよう!」という気になった番組でした...^^* ☆ 大震災後、ストレスからか体重増加気味です...^^; 去年は履けていたパンツも、先日履いてみたら、きつくて入らなくなっていました....@@; NHKの「ためしてガッテン」の「計るだけダイエット」も震災後はしばらくストップしたままでした。 最近の「ためしてガッテン」で、「食事のときまず、野菜を食べる」と血糖値が緩やかに上がるとか、「食事は30回噛むで食べる」「食事の前にガムを10分噛む」と、過度の食欲を押さえられるとか....いうのを見て、再び「計るだけダイエット+α」を実行し始めたところでした。 さらに、昨日の「サーチュイン」はトドメの番組! 昔から「よく噛んで、腹八分目」とはよくいったものですね。 この飽食時代に飢餓状態に自分を置くというのも、努力しないとなかなかできないのでしょうが、ここ数年の体調の悪さを考えると、「サーチュイン」をぜひともonにしてみたい〜^^* *今日の原発事故ニュース↓ *毎日新聞 2011年6月13日 21時29分 イタリア国民投票:「原発拒絶」成立へ 首相、敗北宣言 【ローマ藤原章生】イタリアで2日間にわたり実施された原子力発電の是非などを問う国民投票は13日午後3時(日本時間同日午後10時)に締め切られた。12日夜に投票率が41%を超えたことでベルルスコーニ首相は13日、「原発にはさよならすることになるだろう」と述べ、国民投票で原発建設反対の結論が出ることを事実上、認めた。原発建設反対の結論が出るのは確実な情勢だ。 同首相の発言は、イスラエルのネタニヤフ首相との会見後。マローニ内相も同日、「在外投票を加えなくても投票率は50%に達し、成立するだろう」との見通しを述べた。 国民投票は1月に実施が決まったが3月の福島第1原発事故後、急速に投票機運が盛り上がった。さらにベルルスコーニ首相に対する不満も加わり投票率を押し上げた。地元メディアの大半は「反原発の投票成立は確実」(メッサジェーロ紙)と報じている。 今回の国民投票にかけられたテーマは、原発導入の是非をはじめ、▽水事業の民営化▽首相ら4要職者の公判出廷免除--など計四つ。いずれもベルルスコーニ政権の政策を問うもので、投票成立は首相を追い込むことになる。 中道右派のベルルスコーニ首相は08年の就任後、国民の議論をよそに、水の民営化や原発再開に向けた法案、自身の裁判逃れのための特別法を与党多数の議会で可決させてきた。 国の電力コスト削減を理由に推進してきた原発再開計画について、首相は4月の会見で「日本の事故は立地すべきでない土地に建てたのが原因で原発は悪くない。唯一クリーンで安全な発電だ」と語った。国民投票についても「全く役に立たない」と阻止を試みており、国民投票成立は首相にとって敗北だ。 イタリアではチェルノブイリ原発事故の翌87年11月の国民投票で「反原発」の結果が出て、63年から78年にかけて建設された原発が90年に閉鎖された。首相が5月、「原発再開法」を制定した。 イタリアでは95年にテレビ事業のあり方などをめぐる国民投票が成立しているが、その後09年まで計6件の投票は、投票率が50%に達せず無効に終わっている。 *読売新聞 2011年6月13日20時29分 原発、本当に必要なら大阪に…橋下知事 原子力発電所の新規建設を中止する「脱原発」構想を打ち出している大阪府の橋下徹知事は13日、「もし原発が本当に必要なら、電力消費地の大阪に造るという話にして、(建設の是非を)府民に問いかけるしかない」と述べ、電力消費地の都市部がリスクを引き受けるべきだとの考えを示した。 府庁で報道陣に話した。橋下知事は、大阪から遠い福井県に原発が集中していることから、「府民は原発を自分のこととして考えていない」と指摘。生活の快適性とリスクを比較して住民が判断するべきだとし、「原発が必要だと府民が決めて大阪湾に造るなら、それなりのリスクは覚悟しないといけない。(造る地域は)神戸とか京都でもいい」と述べた。 一方、府は、福井県敦賀市の河瀬一治市長から「脱原発」構想の真意をただす公開質問状が届いた、として、13日付で橋下知事名で回答したことを発表した。原発が立地地域の活性化や雇用につながっているとの河瀬市長の主張に対し、回答書は「そのために原発を維持するというのは本末転倒の議論」としている。 *exciteニュース 放射能あびて、250円の弁当食って、日当1日6000円。過酷すぎる『原発労働記』 2011年6月13日 11時00分 『原発労働記』堀江邦夫/講談社文庫 原発が生み出すのは「電気」じゃない。あれは莫大な「お金」を生み出すための装置なのだ。ならば、せめてそのために働いている人の給料ぐらい良くしてあげてよ! と言いたくなるほど劣悪な労働の実体を暴いた命がけのレポート。 以前、ちょっとした理由で関東近県の貯水ダムを見学してまわったことがある。ダムに行くと、たいていどこでも見学者向けの資料館が併設されており、ダムの仕組みや、ダムがいかに人々の暮らしに役立っているかを解説した展示が、これ見よがしにかかげられていた。 巨大土木としてのダムには心をときめかせつつ、どことなく違和感もぬぐえなかった。なぜなら、どの説明展示にも奇麗事しか書かれていないからだ。 それでも、ダムはまだマシな方だ。同じような展示スタイルは原子力発電所でも見られるが、こちらは問題がもっと深刻だ。原発を運営する側──電力会社は、口を揃えて「原発は安全で、コストが安く、クリーンなエネルギーです」とアピールしてきた。でも、ひとつも根拠のないお題目だったことを、福島第一原発が証明してしまった。 なんでこんなことになってしまったんだろう。 いまからおよそ30年前に、みずから原発労働者の中に身を投じた人物がいた。その人物、ドキュメンタリー作家として活躍していた堀江邦夫は、政府や電力会社、関係団体など原発推進側が過剰に安全性をアピールする一方で、それ以外の側からは頻繁に危険性を訴える情報が出てくることに、いらだちを感じていたという。そのいらだちの元を確かめるために、作家の身でありながらわざわざ原発の中に労働者として入り込んでいったのだ。 作家から原発労働者となった堀江は、1978年9月28日から1979年4月19日までのおよそ約半年のあいだ、美浜原発、福島第一原発、敦賀原発という3ヶ所を渡り歩いてきた。そこで見聞きしてきたことの記録が、「原発ジプシー」(1979年/現代書館)というタイトルで刊行された。原発の内部では何がおこなわれているのか? 本当に原発はクリーンなのか? そうした疑問に対して、著者自身の実体験を元に書き記された「原発ジプシー」は、日本の原発事業が“それなりに”運営されていた当時でさえも、あまりにショッキングな内容でかなりの注目を浴びた。 現在では入手困難となった「原発ジプシー」だが、それを一部改稿、改題して発売されたのが、今回、講談社文庫として刊行された『原発労働記』だ。元本からは労働者仲間の詳細や、彼らが抱く心情といった部分を削除しているが、著者本人が体験した労働の実態については、ほとんどそのまま収録してあるという。 わたし自身「原発ジプシー」の噂は知りながら、なかなか入手できずにいたのだが、今回の復刊でようやく読むことができた。… そこには、想像をしていた以上に劣悪な現場の実体が書かれており、愕然とさせられた。原発運営の杜撰さに、怒りを通り越して悲しくなった。 労働者は、メンテナンスのために分離加熱器や低圧タンクに入らされる。その中は窮屈で、息苦しく、おまけに放射線被曝の危険性もある。著者は「原発の設計には、定検作業が考慮に入れられているのか」との疑問を抱く。どう考えても、人間が中に入って作業することを前提に設計されていないのだ。ここは本当に人間が働く場所なのだろうか? それでも、せめて労働以外の部分で人並みの待遇をしてもらえるならいい。けれど、美浜原発の朝礼で著者はこんな言葉を聞かされる。 「本館一階の食堂は電力(関電)さんの社員用であって、私たちが利用できるのは、昼の一二時半から三〇分間と決まっている。ところが、それが守られていないと電力さんから注意された。充分に気をつけてほしい」 孫請け以下の労働者は、偉い偉い電力様と食事を同席してはいけない、というわけだ。 作業中に浴びることを許される放射線量の上限は、たびたび変更(上方修正)される。本来なら、計画線量が上限を越えそうになった労働者は、その作業からはずすべきものだ。けれど、それでは作業効率がわるいので、計画線量の方を上げてしまうのだ。どこかで聞いたような話だ。 就業時間中に病人やケガ人が出ても、当時の福島第一原発(東電)では滅多に救急車を呼ばなかったという。なぜなら、救急車を呼んでしまうと、事故があったことを新聞社に嗅ぎつけられるからだ。だから病人やケガ人は会社の車で病院へ運ばれる。 そもそも、労働者がケガをしたとしても、下請け会社がそれを上の電力会社に報告することは滅多にない。下請け会社が治療費を全額負担して、事故があった事実をもみ消してしまうのだ。下手に労災なんか使うと「事故が公になり、東電に迷惑をかけることになる。そうなれば会社に仕事がまわってこなく」なる、というのがその理由だ。 原発って、誰のためにあるのだろう。仕事にあぶれた労働者のためか? でも、賃金は仲介業者にピンハネされて、驚くほどに安い。原発のある土地のためか? でも、美浜原発のそばにある村人は言う。 「この村の者(もん)のなかには、原発のおかげでこの道路ができたんだ、よかったって言う人もいますけど……、電気だって、みーんな遠くのほうに送られちゃってるし……。まあ、自動車のホコリくらいじゃないですか、わたしらが関電さんからもらったものは……」 ならば、送られてきた電力を使っている都市のためにあるのか? でも、原発はなくても電力は足りている、という試算もいまはたくさん出てきている。… さあ、そうなると、本当に原発を必要としているのは誰だろう。残る対象は……。 事故を隠蔽したり、被曝したり、仲介業者に給料ピンハネされたり、地震があったり、電力会社が威張り散らしていたり……、この本は30年も前の出来事を記録したものであるはずなのに、いま現在の原発労働の実態をレポートしているようにも読める。 つまりは、地続きなのだ。 原発とそれを取り巻くビジネスは、何年も前からずうっと同じ体質のまま運営されており、何も変わっていない。むしろ悪化してさえいる。その延長上に、あの福島第一原発の事故があるのだ。 原発労働に従事する前に、原発の故障に関する資料をもらいに科学技術庁へ行った著者が、「年々、原発は動かなくなっているんですねえ」とつぶやくと、担当官は鼻白んだ口調でこう言ったという。 「なにを言ってるんですか、あなたは。ちょっとしたトラブルでも、ちゃんとストップする──これこそが原発の安全性を証明してるんですよ!」 自分の仕事に誇りを持つのは結構なことだが、その根拠となっている安全性がぜーんぜん証明されなかったことを、2011年のわたしたちは知っている。 (とみさわ昭仁) *時事通信 水道水、「安全」と判断=放射性物質の検査は継続―厚労省 2011年6月13日 20時30分 福島第1原発事故の影響で水道水から放射性物質が検出された問題で、厚生労働省の検討会(座長・真柄泰基トキワ松学園理事長)は13日、「現時点で水道水は安全」との見解をまとめた。大量の放射性物質が再び放出されることがない限り、水の摂取制限が必要になる可能性は低いと判断した。 一方で、地表に落ちた放射性物質が、梅雨の大雨で河川に流れ込む可能性があるとして、今後数カ月間は検査を続けるよう求めた。 *日経新聞 被曝限度越え計8人に 福島第1原発で作業の男性社員 最大497ミリシーベルト 2011/6/13 21:28 東京電力は13日、福島第1原子力発電所で作業していた男性社員中、新たに5人が今回の事故対応の被曝(ひばく)限度量である250ミリシーベルトを超えたと発表した。3月中に原発施設内で被曝した可能性がある約3700人中、約2300人を調べた暫定値。作業員の安全管理が不十分だった可能性がある。累積被曝量が増え続ければ、作業の遅れにつながる恐れもある。 東電は同日、被曝者の情報を厚生労働省などに報告した。5人の線量の暫定値の最大は497.6ミリシーベルト。すでに2人の社員で被曝限度の2倍を超えたことがわかっており、1人が超えた可能性が高い。新規判明分を加えると計8人となった。いずれも同原発で作業していた当直長や運転員、放射線の管理担当ら。 事故直後に中央制御室などで作業していたとされ、空気中の放射性物質を吸い込むなどして被曝したとみられる。新たな5人のマスク着用の有無や、体内取り込みを防ぐヨウ素剤を服用していたかどうかについては不明という。 今後、正確な被曝量を算定するため、日本原子力研究開発機構で詳細な被曝量の検査を受ける。東電の現在の規定では、170ミリシーベルトを超えると現場作業を禁止し、200ミリシーベルト超で同原発の敷地内の作業から外している。 東電によると被曝した可能性があるのは計3726人。約1400人はまだ測定できていない。測定機器が不足しているほか、連絡が取れない協力会社の作業員もいるという。厚労省は遅くとも20日までに報告するよう指導した。経済産業省の西山英彦審議官は「極めて遺憾だ。東電には徹底した原因究明や再発防止策の策定を指示していきたい」と述べた。 このほか6人が、200~250ミリシーベルトの被曝の可能性がある。4人は東電社員で、建屋内で足を水につかりながら作業していた関電工の社員2人も含まれるという。100~200ミリシーベルトの可能性がある人も88人いた。 *日経新聞 原発稼働率32年ぶり低水準 5月、発受電電力量4.7%減 2011/6/13 13:41 印刷 電気事業連合会が13日まとめた5月の発受電電力量(速報、10社合計)は前年同月比4.7%減の約689億キロワット時だった。前年割れは3カ月連続。浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)が全面停止したほか、定期点検からの再稼働が進まない電力会社もあったため、原子力稼働率は40.9%と1979年5月(34.2%)以来最も低い水準となった。 発受電電力量の電力会社別では全体の約3割を占める東京電力が8.4%減の約213億キロワット時、東北電力が12.8%減の約58億キロワット時。両社とも3月11日に発生した東日本大震災の影響が続いており、5月としては過去最大の下げ幅だった。 電源別では原子力が31.5%減の約146億キロワット時、水力は0.2%減の約70億キロワット時。一方で原子力の発電量の低下を補うため、火力は18.6%増の約374億キロワット時だった。 *東京新聞 福島・大熊町で微量のキュリウム 第1原発敷地外で初 2011年6月13日 13時11分 文部科学省は13日、福島第1原発から約2~3キロの福島県大熊町で採取した土壌から、放射性物質のキュリウムを微量検出したと発表した。原発敷地内では検出されているが敷地外では初めて。文科省は「事故により外部に放出された。内部被ばくに注意が必要な核種だ」と説明した。 今回のキュリウムは原子炉の運転に伴ってプルトニウムからできたとみられる。大熊町の2地点で4月29日と5月1日に採取した土壌から検出。一方、土壌からアメリシウムも微量検出したが、文科省は「検出量が少なく、過去の大気圏内核実験によるもの」としている。 (共同)
by norikoiida
| 2011-06-13 17:37
| 日記
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