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日記*20110605*ニコライ・デミジェンコのピアノコンサートに行ってきました♪



*2011/06/05(日)    くもり/夜、雨


昨日からミツバチの本を何冊か読み、今日も朝から1冊読破。

午後からは、近所のショパン友とニコライ・デミジェンコのピアノコンサートに出かけ、久しぶりにショパンの生演奏を聴いてきました♪

ショパン友が、1ヵ月遅れの誕生日祝いということでプレゼントしてくれました^^*

会場は錦糸町のすみだトリフォニーホールでした。

午後3時からのコンサートだったので、「ゴシレ火」のランチバイキングでも食べてから行こうと思っていましたが、土日はやっていないようなのでパスしました。


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コンサートは「ロシア・ピアニズムの継承者たち」シリーズの第3回目。

新日本フィルハーモニー交響楽団と共演で、ショパンの「ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11」と、ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18」の2曲でした。


ニコライ・デミジェンコのショパンは初めて聴きましたが、ゆったりとしていて、繊細でやさしい感じのピアノでした。

やっぱり、第2楽章が大好きです〜♪

去年、ショパン生誕200年ガラ・コンサートでのデミジェンコの演奏がYou tubeにアップされています。そのなかから第2楽章です↓


*You Tube☆Nikolai Demidenko - Chopin Piano Concerto No.1 in E minor Op. 11 (Mvt 2)


後半のラフマニノフのピアノ協奏曲は、力強くて壮大でした。

どこかで聴き覚えのあった第2楽章がやっぱり気に入りました♪

すばらしい演奏に会場の拍手も鳴り止まず、アンコールを2曲弾いてくれました。

最後の曲はショパンの「ノクターン第20番 嬰ハ短調 遺作」でした。

この曲を聴いたとたん、大震災後の3ヵ月の日々を思い出しウルウルとしてしまいました....uu*





夜、NHKスペシャルーシリーズ原発危機 第1回「事故はなぜ深刻化したのか」を見る。

悪夢のような....しかし、これが現実....uu;



*今日の原発事故ニュース↓



*NHKニュース   6月5日 19時33分  
原発敷地外からプルトニウム検出


東京電力福島第一原子力発電所からおよそ1.7キロの道路脇の土から、原発から放出されたと見られるプルトニウムがごく微量検出されました。今回の事故でプルトニウムが原発の敷地の外で見つかったのは初めてで、専門家は「人体への影響はないが、汚染の実態をより詳しく調査すべきだ」と話しています。
ごく微量のプルトニウムが検出されたのは、福島第一原発の正門から西におよそ1.7キロの大熊町の道路脇で採取した土です。NHKの番組取材で、北海道大学の木村真三非常勤講師らが警戒区域に設定される前の日の4月21日に採取し、金沢大学低レベル放射能実験施設に分析を依頼していました。その結果、3種類のプルトニウムがごく微量検出され、このうち多かったプルトニウム239と240は、1キログラム当たり、合わせて0.078ベクレルの濃度だったということです。これは過去の核実験で国内に降ったプルトニウムと同じレベルですが、3種類のプルトニウムの割合が異なることから、原発から放出された可能性が高いとしています。今回の事故で、プルトニウムが原発の敷地の外で見つかったのは初めてです。分析にあたった金沢大学低レベル放射能実験施設の山本政儀教授は「ごく微量なので人体への影響はないが、放射性物質が飛び散るメカニズムを考えるうえで貴重なデータになる。原発に近い場所では、汚染の実態をより詳しく調査すべきだ」と話しています。

 

*日経新聞    仏アレバの汚染水浄化装置、15日に本格稼働 福島原発
2011/6/5 22:52
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 東京電力は5日、福島第1原子力発電所の高濃度汚染水処理で中心的な役割を期待される、仏社製の除染装置の利用準備を始めた。油や塩分を取り除く関連装置の試験もすでに開始、今のところ異常はないという。15日から本格稼働を目指す。敷地内には10万トン超の汚染水があり、なお増え続けている。あふれ出して海や地下水を汚染しないよう稼働準備を急ぐ。

 装置は高濃度の放射性物質を含む汚染水の処理に使う。汚染水は油を分離する装置に通した後、米キュリオン製の装置で放射性セシウムを除去、仏アレバの装置で放射性ヨウ素を取り除き、最後に塩分を取り去る。

 塩分を除去する装置の水漏れ試験は1日、油分分離装置の試験は4日に始めた。仏アレバの除染装置は5日に試験の準備を開始。キュリオンの装置は5日に制御盤の設置工事を終え、6日に試験に着手する。これらが本格稼働すれば1日に1200トンの汚染水を処理できる。年内に汚染水は20万トンに達するとみられるが全量処理可能という。

 東電は2号機原子炉建屋の環境改善にも今週にも着手する。現在は建屋内の湿度が100%近く内部での作業は困難。湿度や放射性物質の濃度を下げるためヒーターや排風機などを設置後、二重扉の開放を検討する。

 また東電は5日、3号機の西側40メートル付近で毎時950ミリシーベルトと高い放射線量のコンクリート片を発見したと発表した。6日に無人重機で除去する。



*読売新聞   2011年6月5日
大熊町一時帰宅 自宅の様子カメラに
  

「もう来られないかも…」
 東京電力福島第一原発が立地する大熊町で4日、初めて行われた一時帰宅。原発と40年以上“共存”してきた町民たちは複雑な思いを抱きながら、自宅に戻った。

 福島第一原発の南西約6キロの大熊町野上。無職石川弘重さん(67)は、自宅の様子をカメラに収めた。おにぎりが残ったままの台所、郵便物が散乱する居間。「もう来られねえかもしんねえ。形に残しとかなくちゃ」。この日誕生日を迎えた石川さんは目に涙を浮かべながら、そうつぶやいた。

 バスで自宅に向かう途中に見た近所の畑は雑草が生い茂り、群れをなした牛が砂ぼこりを上げながら走っていた。原発事故前は想像もしなかった風景だ。

 「それでも東電を恨むことはできない。複雑な思いなんです」。時間を気にしながら洋服や住所録を探していた妻の宮江さん(60)は、言い聞かせるように口にした。多くの住民が原発関係の仕事に就き、長男も東電の関連企業で働く。2人とも東電の言う「原発は安全」という言葉を疑わずに過ごしてきた。

 宮江さんは寝室の奥から家系図を取り出し、石川さんに手渡した。もう帰れないかもしれないとも思う。自分たちの存在の証しとなる家系図は石川さんが一時帰宅で最も持ち帰りたかったものだ。「孫に残したい一番大切なものが見つかった」。このときだけは笑顔になった。(船越翔)

空き巣被害も

 大熊と浪江 県警によると、4日行われた大熊町と浪江町の一時帰宅で、両町の住民5人から空き巣被害の申告があった。現金約80万円や商品券、着物の入ったタンスなどが盗まれていたという。県警は今後、正式に被害届を受理し、捜査を始める。



*毎日新聞    福島第1原発:最前線の復旧作業員 多くは「被災者」
2011年6月5日 22時21分 更新:6月5日 22時55分


 福島第1原発事故の復旧作業にあたる作業員の多くは地元・福島県浜通り地方の出身だ。大半は住み慣れた家を追われ、津波で肉親が行方不明のままの人もいる。「被災者」が過酷な「最前線」に立たされるという矛盾の中、作業員たちの抱える思いは複雑だ。【町田徳丈、袴田貴行】

 40代の作業員男性は自宅も勤務先の下請け会社も警戒区域内。避難所から仕事に出る時は子供たちに「悪いやつらを片付けてくっから」と声をかける。4歳の長男は「頑張って」と無邪気に答える。

 15年近く原発で働いてきたが、今回は想像以上に過酷だった。防護服の中を汗がとめどなく流れ、マスクはすぐ曇り、ゴムで締め付けられた頭がぎりぎり痛む。原子炉の隣、暗く湿ったタービン建屋内で余震に襲われ、恐怖で鼓動が高まった。

 妻や両親は猛反対した。「将来どんな症状が出るか分からない」。4月下旬、「辞めよう」と決意して上司に打ち明けた。上司は止めなかったが、話しているうちに、これまで自分についてきた若い部下の顔や、地元出身の東京電力社員が「何をやっていいのか分からない」と漏らしたことを思い出した。「仲間が死にものぐるいでやっている。誰かがやらないと」

 浪江町の作業員男性(34)は複雑な胸中を吐露する。「仕事がある分、救われていますよ。農家や商店の人は仕事まで失ってしまった」。警戒区域内の自宅に戻るあてはない。

 2次下請けの会社に勤め、避難指示が出た後、母や妻子と九州の親類宅に身を寄せた。新潟県の東電柏崎刈羽原発に仕事を得て4月上旬、柏崎市のアパートに妻(34)、長男(1)と移り、3週間ほど働いたところで福島第1に呼び戻された。

 高濃度汚染水の浄化設備を設置する作業。「事故を起こしておいて、自分たちは復旧作業で食っていける。皮肉ですよね」。とはいえ、いつまで続くのか、不安を感じる。

 同じ浪江町の作業員男性(40)は自宅を津波で流された。5カ所目の避難先となる東京都営アパートで南相馬市出身の妻(29)、長男(2)と3人で暮らしながら、第1原発との間を往復する。

 3月下旬の夕食後、妻が「せめて南相馬には戻りたい」とつぶやくのを聞き、迷っていた第1原発入りを決めた。「原発が収束しないと帰れない。廃炉まで付き合う覚悟はできています」

 原発から5キロほどの所に住んでいた大熊町の作業員男性(64)は4カ所目の避難先で電気ケーブル敷設作業に呼ばれた。40年ほど原発で働いてきたベテラン。妻(63)を避難所に残し、いわき市の旅館から現場に通う。「東電あっての大熊町。ずっと原発で飯を食ってきたから、肝心な時に何の役にも立たないわけにはいかない」

 3号機から時折上がる水蒸気を、間近で見る。「ぶわーっと、ものすごい量。あまり気持ちのいいもんじゃねえな」。人生で初めてヨウ素剤を服用した。妻は心配するが、「最初は怖かったけど、だんだん慣れてきた。ずっと緊張していたら体が持たないよ」と、あきらめ顔で笑う。ただし、「現場に不慣れな東電社員の面倒を見られるのは、自分たちだ」と自負している。



*共同通信   仏で脱原発派が77% 原発大国で異例の結果
2011年6月6日 00時22分


 【パリ共同】5日付フランス週刊紙ジュルナル・デュ・ディマンシュが公表した世論調査によると、同国の回答者の計77%が、原発を即時もしくは段階的に廃止すべきだと考えていることが明らかになった。電力需要の8割近くを原発が担うフランスで、これほど脱原発の機運が高まったのは異例。脱原発団体のスポークスマンは「世論は、福島第1原発事故を受けて明らかに原発の重大なリスクを意識している」と述べた。
by norikoiida | 2011-06-05 22:50 | 日記
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