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日記*20110427*東日本大震災から48日目

*2011/04/27(水)   はれ/強風


今日はミツバチが届いて2日目。

午後から、巣箱内の点検の予定だったが、あまりの強風で明日に延期になった。

雨の日だけでなく、風が強いときもミツバチが荒れるので、巣箱のふたは開けてはいけないとのこと。


ミツバチの巣箱のそばの垣根のところに、目隠しのためよしずを置こうということになり、パイプとよしずを買いに三鷹のホームセンターまで行った。

一緒にミツバチを飼う恵さんの夫の幸雄さんの協力で、よしずの設置もなんとかなりそうだ。



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今日の原発事故ニュース↓



*毎日新聞    2011年4月27日 20時48分
福島第1原発:汚染水浄化6月稼動 1日1200トン処理

 東京電力福島第1原発事故で、政府と東電の事故対策統合本部(本部長・菅直人首相)は27日、1~4号機のタービン建屋地下などにたまった高濃度の放射性汚染水を浄化する設備を設置する計画を正式に発表した。処理した水は海などへ放水せず、原子炉に戻して炉心の冷却に再利用する方針。5月上旬に設備の搬入を始め、6月中の稼働を目指すとしている。

 統合本部によると、高濃度汚染水は現在、集中廃棄物処理施設のタンクに移送を進めている。計画ではタンクから汚染水をくみ上げ、油分を除いたうえで、放射性物質の吸着剤「ゼオライト」を通して放射性セシウムを除去する。

 計画では、通常運転時の炉水のレベルに近い1万分の1程度まで減らすという。さらに塩分を取り除き、淡水を再び炉内に注入する。濃い塩分を含む海水はタンクに貯蔵する。東電は、1日1200トンの処理が可能としており、年内に総量約20万トンの処理を見込んでいる。また、汚染水の処理が間に合わなかった場合に備え、地下の仮設タンク(容量約1万トン)の設置も検討している。地下への設置は放射線の影響を避けるのが目的。

 汚染水浄化設備は、東芝と日立の国内2社と米国のGE社が全体設計を担当。米キュリオン社と、使用済み核燃料再処理工場で同様の設備を持つフランスのアレバ社が、セシウムの浄化機器を納入する。

 セシウムを吸着したゼオライトなど高い放射性物質を含む廃棄物が大量に発生するが、この処理方法については現時点で見通しが立っていないという。

 汚染水は原子炉や使用済み燃料プールを冷却するため、海水や淡水を注入したことなどに伴い漏れ出ている。これまでに少なくとも約8万7500トンが見つかった。注水は続いているためさらに増える見通しで、貯蔵スペースの確保が困難になっていた。一方、高濃度汚染水の収容先を確保するため、比較的低レベルの汚染水を海洋に放出したことで沿岸漁業者などから激しい反発を受けていた。【日野行介、阿部周一、関東晋慈】


*朝日新聞   2011年4月27日13時0分
東電の女性社員、基準3倍超す被曝 原発屋外で作業


 東京電力は27日、東日本大震災発生時に福島第一原発にいた50代の女性社員が、原子炉等規制法などの基準の3倍を超える17.55ミリシーベルトを被曝(ひばく)したと発表した。法の定める限度を超えたのは男女を通じ初めて。女性は屋外で、原子炉への海水注入や放水に当たった消防の案内などをしていた。医師の診断では、健康への影響は見られないという。経済産業省原子力安全・保安院は27日、東電に対し口頭で注意した。

 東電によると、女性は水素爆発直後、マスクを外す際などに放射能を含んだほこりを吸ったとみられる。現場を離れた3月22日までに、個人線量計の数値は2.06ミリシーベルト、免震重要棟での滞在で1.89ミリシーベルトを浴びていた。

 その後、今後50年間で13.6ミリシーベルトに相当する内部被曝がわかった。内部被曝は、体内に吸い込んだ放射性物質による被曝のことで、50年分を、事故発生時に浴びたとして換算する。

 原子炉等規制法や労働安全衛生法は、作業員の被曝量について、緊急時でなければ5年間で100ミリシーベルト以内に抑えるよう求めている。ただし、妊娠する可能性がある女性は男性より細やかな管理がされており、3カ月でこの20分の1にあたる5ミリシーベルト以内に抑える必要がある。

 今回の事故を受け、男性作業員の線量限度は「5年間で100ミリシーベルト」が「5年間で250ミリシーベルト」に引き上げられたが、妊娠する可能性のある女性の基準は据え置かれていた。

 第一原発には当時、ほかに10〜50代の18人の女性職員がいた。16人は限度を下回っていたが、残る2人は被曝量が高く、確認を急いでいる。東電福島事務所は「女性はもっと早く撤退させるべきだった。判断ミスで、反省している」とした。保安院は今後、東電に原因究明と再発防止策の策定を求めるという。(東山正宜、小宮山亮磨)


*毎日新聞   2011年4月26日 22時15分(最終更新 4月27日 0時41分)
放射性物質:自粛対象のホウレンソウ 千葉県香取市で出荷

 千葉県は26日、国の暫定規制値を超す放射性物質が検出され出荷の自粛・制限対象となった同県香取市産ホウレンソウを、制限期間中の4月1~22日、同市の農家が県内の民間青果市場に7885束出荷したと発表した。

 県によると、判明しているだけで農家10戸が同県匝瑳(そうさ)市の八日市場青果地方卸売市場に出荷。市場からの流通先は調査中だが、大半は家庭などで消費されたとみられる。出荷農家と青果市場は県の調査に、自粛や制限は知っていたとしている。

 県は26日、農家と青果市場に厳重注意し、流通経路の報告と回収を要請した。県農林水産部は「出荷制限はしっかり伝達していた。怒りを感じ、残念に思う」と話した。香取市産ホウレンソウは県の要請で1日から出荷が自粛され、4日に国が改めて出荷制限を要請。22日に制限が解除された。【森有正、斎藤有香】


*テレ朝ニュース    
【原発】「子供の許容被ばく線量高すぎる」と疑問(04/27 11:51)

 ノーベル賞も受賞した国際的な医師の団体がワシントンで会見し、文部科学省が子供の1年間の許容被ばく線量の目安を「20ミリシーベルト」に設定したことに疑問を呈しました。

 アイラ・ヘルファンド医学博士:「衝撃的だったのは、日本政府が福島の子供たちの許容被ばく線量の基準を高く設定したことだ」
 ヘルファンド博士は、「子供の場合、がんになるリスクが成人よりも2倍から3倍高くなる」と指摘して、許容される被ばく線量の基準を引き下げるよう求めました。アメリカでは、原子力関連施設で働く人の1年間の許容量の平均的な上限が年間20ミリシーベルトとされています。
by norikoiida | 2011-04-27 20:32 | 日記
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