岩手日報7/22☆市に計上ミスで「赤字予算」 盛岡・岩山漆芸美術館



*岩手日報  2009/07/22
市に計上ミスで「赤字予算」 盛岡・岩山漆芸美術館

 8月1日に再開する盛岡市加賀野の岩山漆芸美術館(全龍福(チョンヨンボク)館長)が市に提出した2009年度収支計画書が、賃借料の計上ミスで「赤字予算」となっていることが21日の市議会臨時会で分かった。市は同美術館の修繕費として総額約4千万円を支出する方針だが、単純ミスを発見できないまま支出を決めた市の体制に市議から疑問の声が上がった。

 同館を運営するオリエンタルトレジャー(社長・全館長)が市に提出した収支計画書では、09年度の収入4480万円に対し支出は4250万円となっていた。しかし、一部市議の指摘で市への賃借料420万円を加え忘れる計算ミスが発覚。本当の支出額は4670万円で、190万円の赤字だった。

 市は誤りを見逃したまま、21日の市議会に同館のトイレ修繕費900万円などの09年度一般会計補正予算案を提案していた。

 刈屋秀俊市議(市民連合)は「この事業計画は信頼性があるのか。市当局の怠慢はもちろん、オリエンタルトレジャーの信頼性も疑問だ」と指摘した。

 これに対し池田克典副市長は「今回は賃貸借契約に基づき『大家』としての責任を果たすもので、補助事業とは違う。(収支計画書は)便宜的に提出させたもので、数字の間違いが今回の修繕事業とは密接につながらない」と見解を述べた。

 谷藤裕明市長は「信用にかかわることであり、資料をそろえるなど対応を図る」とし、補正予算案は可決された。

 全館長は「計算間違いではないか。数字をよく確認したい」とし、事業収入などを精査した上で市に収支予算書を再提出する。
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by norikoiida | 2009-07-23 10:07 | ペ・ヨンジュン
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